社内報のキソ

社内報のキソ

社内報の目的 6つの類型

他社の社内報がどんな目的で作られているのか気になります。

  1. 社内報に求める役割は会社によって様々ですが、主な6つのパターンを紹介します。

社内報の目的の6パターン

  • 1経営方針浸透

会社の経営理念・方針、事業戦略を分かりやすく伝えることを重視します。経営者と社員の間の相互理解を深め、皆が同じ方向に向かうことを目的とします。

 

  • 2理念浸透

創業者の考えや理念を記録にとどめて継承し、社員に組織の理念やDNAを伝えることで、帰属意識や仕事に対する誇りの涵養を目的とします。

 

  • 3企業文化の醸成

自社らしい仕事の仕方、マネジメントのあり方を伝えることで、組織文化を伝え、グループや部署を超えた一体感の醸成を目的とします。

 

  • 4ナレッジ共有

汎用性の高いナレッジやノウハウ共有による組織全体の生産性向上やスキルアップを目的とします。店舗展開・工場現場を持つ会社に多い目的です。

 

  • 5コミュニケーション活性化

社員投稿型企画やプライベートな要素を取り上げることで、社員同士の交流を促し、お互いを知ることで職場の心理的安全性を高めることを目的とします。

 

  • 6現場社員のモチベーション向上

同僚の考えや元気に働く姿を紹介し、相互のモデリング学習を通して現場社員の仕事に対する誇りとモチベーションを向上させることを目的とします。

 

どれか一つであるとは限りませんが、目的が明確であることはスムーズな進行や企画の選択基準にも影響するので、どれが自社にとっての優先事項かを考え、言語化してみましょう。よくある事例を以下に紹介します。

  • 経営方針や全社の動きを社員やグループ会社のメンバーに届けたい
  • 経営に関する指針や情報を載せて、役員や社員の資質向上を図りたい
  • 経営と現場の距離を近づけたい
  • 会社を好きになってもらい、社員の定着を図りたい
  • 社員のモチベーションを刺激し、元気を与えたい
  • 現場の声を吸い上げ、職場のコミュニケーション活性化につなげたい
  • 経営の動きを記録として残し、若い世代に引き継ぎたい

など

 

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