ここ5 年ほど、組織活性化の広報手法としてトレンドになっているのが、
部門を超えた社員がワークショップに参加し、自社・自身の未来を描く「未来ワークショップ」です。
中計とは異なり、自社の10 年後、20 年後をイメージし、未来のありたい姿を討論していく手法です。
オリンピック後の経済動向、ＡＩ化、人口減…。不確実な要因はたくさんありますが、
社員が悲観的にならず、自社のポテンシャルを信じて挑戦してもらえることを狙いにしています。
多くの社員に考えるきっかけを提供できる手法であり、広報活動との両輪で運用される企業が増えてきました。
議論した内容は対外的な広報メディアにも展開し、社員にも社内報特別号として配布します。
また、ワークショップだけではなく、顧客へのヒアリング、海外視察なども取り入れ、
人材育成研修と連動させる企業も増えてきました。